ビートルズの影響を邦楽アーティストの楽曲・言葉・エピソードで振り返る

音楽

世界中に多大な影響を与え続ける伝説的なバンド、ビートルズ。彼らの音楽は、多様で革新的なサウンドと普遍的なメッセージで、時代を超え、国境を超え、あらゆる人々の心に響き渡っています。ビートルズの魔法は、もちろん日本の音楽シーンにも深く浸透しています。日本の著名なアーティストやバンドが、ビートルズからインスピレーションを受け、音楽を創造し続けているのです。

本稿では、ビートルズの音楽と精神が、どのようにして日本の音楽アーティストに影響を与え、その楽曲やパフォーマンス、言葉に生き続けているのかを、具体的なエピソードを通して紐解いていきます。

サザン・オール・スターズの桑田佳祐が語る、ビートルズとの出会いの瞬間。YMOのビートルズカバー。奥田民生、斉藤和義、ASIAN KUNG-FU GENERATION、米津玄師、Vaundyなど、多彩なアーティストがビートルズに捧げるオマージュと愛。それぞれのエピソードが、ビートルズの普遍的な魅力と、その音楽が未だに色褪せずに世界中の人々に愛され続ける理由を、明らかにしてくれるでしょう。

この記事が、ビートルズが好きな方は邦楽を聴くきっかけに、邦楽が好きな方がビートルズを聴くきっかけになる交差点になればいいと思います。

それではいきましょう!

  1. サザン・オールスターズ
    1. 人生が変わった
    2. アベーロード
    3. ビートルズコピー
    4. 2015年ライブツアー、武道館にて
    5. ビートルズコラボTシャツ
  2. YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)
    1. Day Tripper
    2. Hello, Goodbye
    3. JAPAN UNITED with MUSIC
    4. 坂本龍一
  3. 奥田民生
    1. PUFFY – これが私の生きる道
  4. 布袋寅泰
  5. 山崎まさよし
    1. ポール・マッカートニーの前で弾き語り
  6. 斉藤和義
    1. 僕の見たビートルズはTVの中
    2. ずっと好きだった
    3. やさしくなりたい
  7. ASIAN KUNG-FU GENERATION
    1. LITTLE LENNON/小さなレノン
    2. TALK IN THE POD
  8. JUDY AND MARY(ジュディ・アンド・マリー)
    1. Brand New Wave Upper Ground
    2. LOVER SOUL
    3. YUKI
  9. ゆず
  10. スピッツ
  11. Mr.Children
    1. Tomorrow never knows
    2. CROSS ROAD
    3. miss youとAbbey Road(アビー・ロード)
  12. aiko
    1. かばんとI Am The Walrus
    2. Julia
    3. 島田昌典
    4. NHKラジオ「ディスカバービートルズ」とMartha My Dear
    5. 名曲「カブトムシ」はビートルズから?
  13. 槇原敬之
  14. スキマスイッチ
    1. 『夕凪』と『Free As A Bird』
    2. スキマスイッチとアビーロードスタジオ
  15. back number
  16. 川谷絵音
  17. Suchmos
    1. Come Together
    2. YONCE「ビートルズは死の匂いがする音楽」
    3. サチモスがビートルズの正統後継者と讃えるバンド
    4. In The Zoo
  18. 米津玄師
    1. 死神
    2. Neighbourhood
    3. 他にも・・・
      1. black sheepとblack bird
    4. LADYとAbbey Road
      1. dioramaとRevolverのジャケット
  19. KOHH
    1. Drugs
    2. John and Yoko
    3. Anoko
  20. King Gnu
    1. 井口理
    2. 情熱大陸で『All You Need Is Love』を合唱
  21. 藤井風
  22. Vaundy
  23. さいごに

サザン・オールスターズ

サザン・オール・スターズは、国民的人気を持つバンドで、桑田佳祐がヴォーカルとギターを担当しています。また、バンドメンバーはビートルズの愛好家としても知られていて、その影響はサザン・オール・スターズの多くの楽曲にも感じることができます。

人生が変わった

テレビ番組『Mステ』で、桑田はビートルズの「ミスター・ムーンライト」が自らの人生におけるターニングポイントであったと告白しました。

1966年に初来日したときに、空港から都内までの首都高をパトカーが先導している映像が放送されて、急に映像が切れたと思ったらこの曲が流れてきた。その時に体に電気が走って、人生が変わりましたね

桑田佳祐 https://realsound.jp/2015/04/post-2915_2.html

この刹那的な瞬間に魅了された桑田は、ソロ名義で「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」という曲を制作。これは、ビートルズが彼の人生に与えた影響と敬愛を表現した楽曲となっています。

アベーロード

「アベーロード」は、サザンオールスターズの桑田佳祐が、ビートルズのアルバム『アビーロード』に収録された楽曲に日本語の“空耳”歌詞をあててメドレー形式で演奏した曲です。英語の歌詞に似た日本語で、当時の政治にまつわる内容を歌いました。桑田の言葉選びと風刺センスが光る作品として注目を集めています。2009年フジテレビ系列「桑田佳祐の音楽寅さん」という番組で披露しました。

ビートルズコピー

桑田佳祐は、よくライブでビートルズの楽曲をカバーしています。YouTubeを見ると、「Help!」、「In My Life」、「I Want To Your Hand」など多岐にわたります。

2015年ライブツアー、武道館にて

MCで桑田は「武道館は49年前、私が小5のときなんですけど、The Beatlesが来日してライブをした場所です」と同会場への思いを語る。これを受けて、松田弘(Dr, Vo)が「リンゴ・スターです」、関口和之(B, Vo)が「ポール・マッカートニーです」、原が「ジョン・レノンの恋人、小野妹子です(笑)」、野沢秀行(Per)が「ジョン・レノンです」とそれぞれに小ネタを交えながら自己紹介を行った。メンバー紹介を終えると桑田は「曲やっちゃおうか!」と話し、バンドはThe Beatles「Help!」をフルコーラスで演奏。桑田は「これが一番楽しかったりして(笑)」とご機嫌な様子を見せ、観客も予想外のカバーに大歓声で応えていた。

https://spice.eplus.jp/articles/8586

ビートルズコラボTシャツ

「サザンオールスターズ2023茅ヶ崎ライブ」では、コムデギャルソンとビートルズのコラボTシャツを着用していました。

YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)

日本のエレクトロニック音楽グループであるYMOは、テクノ、シンセポップのパイオニアとして知られています。ユニークなサウンドとスタイルを持ちます。

Day Tripper

YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)は、ビートルズの楽曲「Day Tripper」をアレンジした楽曲をリリースしています。

Hello, Goodbye

YMOは、2010年にビートルズの楽曲「Hello, Goodbye」をカバーしています。

JAPAN UNITED with MUSIC

https://okmusic.jp/news/14267

坂本龍一がリーダーとなって、「JAPAN UNITED with MUSIC」という東日本大震災復興支援プロジェクトを行いました。小林武史のプロデュースの下、30人の有名ミュージシャンが集まり、ビートルズの「All You Need Is Love」をカヴァーしました。

坂本龍一

YMOのメンバー坂本龍一は、人生で初めてビートルズと出会ったときのことを以下のように語っています。

最初にガツンと来たのは、実はビートルズの音楽ではなくて、写真の方なんです…ホウキをもってビートルズのマネをしていました。そのうちに、髪も伸ばし始めました…クラスの大多数の子は『なんだ、あれ』という感じで、汚いものでも見るかのようにぼくらを見ている。でも、それがなんだか快感でしたね

坂本龍一

坂本龍一のビートルズとの初めての出会いは、音楽よりも彼らのビジュアルに魅了されたものでした。ビートルズのスタイルを模倣し、ホウキをギターに見立ててマネをしたり、髪を伸ばし始めたと彼は振り返っています。その当時、クラスの多くの子どもたちは彼らのビートルズ風のスタイルを理解できず、異様な目で見ていました。しかし、坂本にとっては、その異質さが逆に快感であり、ビートルズというカルチャーが彼に自己表現の一形態と自由をもたらしてくれたのかもしれません。それは、ビートルズが音楽だけでなく、ファッションやライフスタイルにも革命をもたらした象徴であると言えるでしょう。

インタビュー「明日の見えない時代に、耳を澄ます」(2011年9月)では、ビートルズの楽曲イエスタデイにまつわるエピソードを話しています。

誰かがギターでビートルズの〈イエスタデイ〉を弾いているのをふと耳にして、「ああ、この一週間、音楽を耳にしていなかったなあ」と気づいたんです。音楽を聴いていなかったことさえも忘れていたんですね。それが9・11後に聴いたはじめての音楽でしたから、すこし違和感もあり、それを聴いたことで、その一週間がそれだけ静かであったことも知り、それまで音楽を欲していなかった自分の精神状態にも驚き、またそのストリート・ミュージシャンの奏でる〈イエスタデイ〉がなかなか良いもんだなあと(笑)、そのことにも驚き……〈イエスタデイ〉なんていう曲は、自分の人生のなかでは何十回、何百回と耳にしてきたはずなんですけれども、そういう状況の静けさのなかで入ってくる音楽というのは、やはりなかなか良いもんだなあと思ったんです。

坂本龍一 https://note.com/artespublishing/n/n9b9b040e6e89

坂本龍一は、2011年のインタビューで、9・11事件後の静寂の中で偶然耳にしたビートルズの「イエスタデイ」について語っています。彼はその一週間、音楽を全く聴いていなかったことに、その曲を聴いて初めて気づきました。その時の静けさと、音楽を欠いた日々の精神状態が彼にとって新しい体験でした。ストリートミュージシャンが演奏する「イエスタデイ」は、その静寂な状況の中で特別な響きを持ち、坂本に深い印象を与えました。これまで何度も聴いてきたはずの曲も、異なる状況と心境の中で聴くと、新たな魅力を発見できることを彼は実感しています。

奥田民生

奥田民生は、日本のシンガーソングライターで、音楽プロデューサーでもあります。彼は、PUFFYや木村カエラのプロデュースを手がけたりしています。彼の代表曲には、「イージュー★ライダー」、「リーダー」、「ラブレター」などがあります。

子供の頃からビートルズファンだという奥田は、以下のように語っています。

小学生のときに「アニメ・ザ・ビートルズ」をカセットで録音して曲を覚えた

奥田民生 https://natalie.mu/music/news/502480

奥田民生が小学生の時に「アニメ・ザ・ビートルズ」を通じてビートルズの曲に触れ、それをカセットに録音して曲を覚えたというエピソードは、彼がどれほど早い段階から音楽、特にビートルズに強い興味を持っていたかを示しています。

奥田民生はライブで、ビートルズの楽曲「Hey Bulldog」、「She Said She Said」をカバーしています。

PUFFY – これが私の生きる道

「これが私の生きる道」は、1996年に発売されたPUFFYの2枚目のシングルです。この曲は、奥田民生が作詞作曲しました。
この曲は、ビートルズの曲がモチーフとなっており、細かい部分にビートルズの楽曲のフレーズがそのまま引用されています。「Day Tripper」や「A Hard Day’s Night」などの曲がモチーフとされています。

しんげんニュ〜ス・民生& BEATLES

布袋寅泰

日本のギタリスト布袋寅泰は、Yahoo!のTHE BEATLES特集「あの人に聞く!ザ・ビートルズと私」で、ビートルズについてコメントしています。

ビートルズの中で好きなアルバム・曲ともに「プリーズ・プリーズ・ミー」と答え、以下のようにコメントしています。

一発録りで一日でレコーディングされたというデビューアルバム。荒削りで勢いのあるすべての音がパンクバンドのようだ。後期のメロディ主体の彼らもいいが、R&R BANDとしてのビートルズはいつ聴いても最高だ。

布袋寅泰 http://curvedge.blog70.fc2.com/blog-entry-1253.html

イントロから最後のコードまでどこをとっても完璧なR&R。たった2分で世界は変わる、ということを証明した恐るべき1曲。

布袋寅泰 http://curvedge.blog70.fc2.com/blog-entry-1253.html

布袋寅泰は特にビートルズのデビューアルバムに対して特別な愛情を持っています。彼が言及しているこのアルバムは一発録りで一日でレコーディングされ、その生々しさと勢いがパンクバンドを彷彿とさせると評価しています。

山崎まさよし

山崎まさよしは、シンガーソングライター、俳優です。山崎まさよしは、1995年9月25日にシングル「月明かりに照らされて」でメジャーデビューしました。1997年には、自身が主演した映画「月とキャベツ」の主題歌「One more time, One more chance」で一躍メジャーになりました。最近では、「One more time, One more chance」が、新海誠の映画「秒速5センチメートル」でも使用されました。

山崎まさよしは、ビートルズ愛好家としても知られていて、ビートルズのアルバムラバーソウルの名前の由来になった「Plastic Soul」という曲や「ビートルズメドレー」という曲をリリースしています。

ポール・マッカートニーの前で弾き語り

2002年にはポール・マッカートニーの前で、ビートルズの楽曲「All My Loving」を弾き語りしました。

斉藤和義

斉藤和義は、日本の人気シンガーソングライターです。彼の音楽は、フォーク、ロック、ポップなど多様で、その歌詞はストーリー性が強く、リアルで心に響くものが多いです。斉藤和義は、メロディアスで感情豊かな歌声も魅力で、ライブパフォーマンスも評価が高いアーティストです。「歩いて帰ろう」、「歌うたいのバラッド」など、多くのヒット曲があります。

僕の見たビートルズはTVの中

斉藤和義のデビューシングルは「僕の見たビートルズはTVの中」という曲です。

ずっと好きだった

「ずっと好きだった」のミュージックビデオは、1969年にビートルズが行った「ルーフトップ・コンサート」をモチーフにしています。斉藤本人が出演者をキャスティングし、ポール・マッカートニー役を斉藤が演じています。

やさしくなりたい

「やさしくなりたい」のミュージックビデオは、ビートルズの日本武道館ライブを再現しています。バンド名は「THE BEACHIKS(ビーチクズ)」で、メンバーはジョン・レノン役の斉藤、ポール・マッカートニー役のリリー・フランキー、ジョージ・ハリソン役の小堀裕之、リンゴ・スター役の濱田岳です。

ASIAN KUNG-FU GENERATION

ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、日本のロックバンドです。2000年代に人気を博したバンドで、エモーショナルでパワフルなサウンドと、意味深な歌詞が特徴です。代表曲には、「リライト」「遥か彼方」などがあります。

アジカンのメンバーは、後藤正文(Vo&G)、喜多建介(G&Vo)、山田貴洋(B&Vo)、伊地知潔(Dr)です。

バンド結成にビートルズが、大きく関わっています。

経緯は、新入生歓迎会で出会った日に喜多が後藤を誘い、翌日に確認作業を経てアジカン結成。しばらくして、部室でひとりぼっちで居た山田に後藤が話し掛け、「好きなバンドは?」という問いに山田が「ビートルズ」と答えた為に後藤が誘い加入。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ASIAN_KUNG-FU_GENERATION

ビートルズは、バンド結成に大きく寄与しています。ビートルズがアジカンの原点とも言えるかもしれません。

LITTLE LENNON/小さなレノン

ASIAN KUNG-FU GENERATION の楽曲「Little Lennon / 小さなレノン」の、「レノン」はビートルズのメンバージョン・レノンを指しています。

TALK IN THE POD

https://spinear.com/branded-podcasts/innovation-world-era/episodes/talk-in-the-pod-2022-01-07/

後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)による「TALK IN THE POD」というポッドキャストでは、ビートルズのドキュメンタリーについて自身の音楽活動と重ね合わせて語っています。

JUDY AND MARY(ジュディ・アンド・マリー)

JUDY AND MARYは、1990年代に活躍した日本のロックバンドです。ポップでカラフルな音楽スタイル、エネルギッシュなパフォーマンスが特徴です。ボーカルのYUKIの個性的な声と、バンドのキャッチーなメロディは多くのファンを魅了しました。代表曲には「そばかす」「LOVER SOUL」「散歩道」などがあります。バンドは2001年に解散しましたが、その音楽は今でも愛されています。

Brand New Wave Upper Ground

ジュディ・アンド・マリーの楽曲『Brand New Wave Upper Ground』の後半では、ビートルズの楽曲『Come Together』の引用があります。

come together
right now

Brand New Wave Upper Ground

LOVER SOUL

JUDY AND MARYの楽曲『LOVER SOUL』は、ビートルズのアルバム『Rubber Soul』をもじったものです。

YUKI

YUKIは、日本の歌手で、1990年代に人気を博したロックバンド「JUDY AND MARY」の元ボーカリストです。バンド解散後の2002年にソロデビュー。彼女の音楽はポップでカラフル、歌詞はエモーショナルで心に響くものが多いです。代表曲には、ソロアーティストとしての「ジョイ」「プリズム」「the end of shite」などがあります。YUKIの独自の音楽スタイルとエネルギッシュなパフォーマンスが魅力です。

YUKIは「歓びの種」という曲について、音楽プロデューサーの蔦谷好位置に触れながら、以下のように語っています。

蔦谷くんが持ってきてくれる曲は「ハローグッバイ」とかもそうだったんですけど、ちょっとビートルズっぽい感じがする。この曲もその解釈でやりたいなと思っていました。

https://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/YUKI/special/yuki_special_note.html

YUKIの「ハローグッバイ」という曲は、ビートルズの楽曲にも「Hello Goodbye」という曲があったり、ベースラインやメロトロンっぽい音色が使われていたりとビートルズらしさを随所に感じます。

ゆず

ゆずは、日本のフォークデュオで、北川悠仁と岩沢厚治からなります。ストリート出身で、アコースティックギターを中心にしたポップでメロディアスな楽曲と心温まる歌詞が特徴です。代表曲には「夏色」「栄光の架橋」などがあります。

北川悠仁は、ギブソンのJ-160Eや、エピフォンのCasinoなどビートルズのメンバーと同じモデルのギターを複数所持しています。

ゆず北川悠仁さんの使用ギターで見るビートルズ愛
多くのアコースティックギターやエレキギターを所有しているゆずの北川悠仁さん。その中でも多くのギターに共通しているのが「ビートルズのメンバーが使用していたギターを北川さんも愛用している」というところです。 どんなギターを使って

ゆずの「愛こそ」のMVでは、舞台の上空からたくさんの風船が降り落ちる演出があります。この風船の演出は、ビートルズの楽曲「All You Need Is Love」の衛星中継のセットから着想を得ています。

スピッツ

スピッツは、日本のポピュラーなロックバンドで、メロディアスでポエティックな楽曲が特徴です。1987年に結成され、ボーカル兼ギタリストの草野マサムネの繊細な声と、美しいメロディラインが魅力。代表曲には「ロビンソン」「空も飛べるはず」「チェリー」など、多くのヒット曲があります。

スピッツのボーカル・草野マサムネがパーソナリティを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYO FMほか)にて、「マサムネさんにとってビートルズとは?」という質問に対し、以下のように答えています。

「スピッツはチープ・トリックの影響…俺が個人的にとくに強いですし、チープ・トリックはビートルズの影響が強いバンドということで、スピッツはビートルズの孫弟子みたいなバンドかと思われます」「なのでビートルズはスピッツにとっては師匠の師匠みたいな感じですかね」

草野マサムネ https://coconutsjapan.com/entertainment/spitz-kusanomasamune-rockromanki-12/54209/

草野マサムネは、ビートルズの影響を間接的に受けているという認識を示しています。彼自身は直接ビートルズに影響を受けたわけではなく、チープ・トリックというバンドを通して間接的にその影響を受けていると言えます。

Mr.Children

Mr.Children(ミスター・チルドレン)は、1989年に結成された4人組ロックバンドです。

Tomorrow never knows

Mr.Childrenの代表曲「Tomorrow never knows」は、ビートルズの楽曲「Tomorrow Never Knows」から引用されています。

CROSS ROAD

Mr.Childrenの楽曲「CROSS ROAD」の歌詞には、ビートルズの楽曲「Ticket To Ride」が登場します。

口ずさむ 「Ticket To Ride」
あきれるくらい君へのメロディー

CROSS ROAD

miss youとAbbey Road(アビー・ロード)

Mr.Childrenが2023年にリリースした「miss you」のアルバムジャケットは、ビートルズのアビー・ロードのオマージュと見られます。

ミスターチルドレンのメンバーが、ジャンプして宙に浮いている宣材写真は、初期のビートルズの写真のオマージュです。

aiko

aikoは、日本の人気シンガーソングライターで、彼女の音楽はメロディアスでポップ、歌詞はエモーショナルでリアルです。彼女の明るく暖かい歌声と、恋愛をテーマにした歌詞は多くのリスナーに愛されています。代表曲には「花火」「カブトムシ」「ボーイフレンド」などがあります。aikoのライブパフォーマンスも人気で、親しみやすいキャラクターがファンを魅了しています。

かばんとI Am The Walrus

aikoの楽曲「かばん」は、ビートルズの楽曲「I Am The Walrus」にインスピレーションを受けています。イントロを聴き比べるだけで分かると思います。

Julia

aikoは、ファンクラブライブ「Love Like Pop Vol.7」で、ビートルズの楽曲「Julia」を歌いました。

島田昌典

aikoの楽曲を多数アレンジしている島田昌典は、以下のように語っています。

自分の半分はビートルズで出来ていて、もう半分はaikoで出来ている

島田昌典

NHKラジオ「ディスカバービートルズ」とMartha My Dear

aikoは2023年5月28日に、NHKラジオディスカバー・ビートルズⅡに出演した際に、aikoはビートルズの楽曲「Martha My Dear」をリクエストしました。

名曲「カブトムシ」はビートルズから?

The Beatlesは、音楽のBeatと、英語でカブトムシを意味する「Beetle」をかけたもの。これは完全な憶測ですが、aikoの「カブトムシ」は、もしかしたらビートルズに対するオマージュなのかもしれません。

槇原敬之

槇原 敬之は、日本の男性シンガーソングライターで、代表曲の「もう恋なんてしない」や、「世界に一つだけの花」で知られています。最近ではTikTokの「槇原ドリル」でも有名です。

音楽ナタリーのインタビューで、ビートルズ観を聞かれた槇原は次のように答えています。

間接的にルーツですね。僕は1969年生まれなので、ギリ通ってないんです。一足飛びにYMOに行っちゃって、YMOで初めて「Day Tripper」を聴いたんですよ。ただ、今の音楽界の皆さんの源流に脈々とThe Beatlesがあるので、親しんではいます。

https://natalie.mu/music/pp/1966quartet02/page/3

前半の動画でも取り上げた、イエロー・マジック・オーケストラのデイ・トリッパーで初めて聴いたという槇原。彼は自身がビートルズの時代に生まれていないと言いながらも、ビートルズの音楽が間接的に彼の音楽のルーツであると語っています。ビートルズの存在が今日の音楽業界にとって重要な源流であることを理解し、彼もまたビートルズの音楽に親しんでいると述べています。

また、ビートルズの楽曲の魅力を聞かれた槇原は次のように答えています。

やっぱり、品のよさじゃないかなと思いますね。

ロックのアレンジで演奏するからちょっとやんちゃに聞こえるんですけど、本質的には、一朝一夕では手に入れられないような技術の高さと、様式美みたいなものがあると思います。あとホントにキレイ、曲が。やっぱり時代が大きいんですかね? ポップスやロックが生まれる狭間っていう。

https://natalie.mu/music/pp/1966quartet02/page/3

槇原が感じるビートルズの楽曲の魅力について、彼は「品の良さ」と「技術の高さ」と「様式美」といった要素を挙げています。ロックのアレンジを施しても、曲自体の本質的な美しさと技術的な洗練が際立つと語っています。さらに、ビートルズの音楽が生まれた時代背景が、その独特な魅力を生み出している可能性にも言及しています。

槇原敬之さんのビートルズに対する敬意が感じられるコメントです。ビートルズが彼にとって直接的な影響ではないにせよ、彼の音楽的背景には間接的にビートルズの影響が根付いていることが伝わってきます。また、音楽の歴史の中でポップスやロックが成立した狭間であることも、そのユニークな魅力を形成する要因としている点は、音楽の時代性を考える上で興味深い観点です。

スキマスイッチ

スキマスイッチは、大橋卓弥と常田真太郎からなる音楽ユニットです。1999年に結成され、代表曲『奏』や『全力少年』で知られます。

『夕凪』と『Free As A Bird』

スキマスイッチの楽曲「夕凪」は、ビートルズの楽曲「Free As A Bird」のオマージュです。『夕凪』はデビュー前から存在していた曲で、「ビートルズサウンドをやってみる」というテーマで制作された曲です。

音楽ナタリーのインタビューで、スキマスイッチはこの曲について触れていました。

参考にしたのはビートルズの後期の曲なんですけど、その曲を聴いたら「まったく同じサウンドだ!」ってビックリすると思いますよ(笑)。

https://natalie.mu/music/pp/sukimaswitch05/page/2

ビートルズは昔からずっと好きだったんですけど、この曲のアレンジをシンタくんに頼んだことが、結果的にはスキマスイッチを結成するきっかけになったっていう。

デモ音源とビートルズのCDを一緒に渡されたんですよ。そのときは「今の自分の技術でできるかな?」と思ったんですけど、2人で「ああで+もない、こうでもない」って言いながらアレンジして。

https://natalie.mu/music/pp/sukimaswitch05/page/2

また、ビートルズをオマージュすることについて次のように語っています。

ビートルズの曲をオマージュするアーティストは大勢いますけど、その感覚はすごくわかるんですよね。“ビートリー”という言い方があるくらい、1つのジャンルになっているというか。

https://natalie.mu/music/pp/sukimaswitch05/page/2

スキマスイッチとアビーロードスタジオ

スキマスイッチが、彼らの楽曲「未来花(ミライカ) for Anniversary」のレコーディングを行った場所は、ビートルズで知られる「アビーロードスタジオ」です。

YouTubeでは、その時のレコーディングのドキュメンタリーが公開されています。スキマスイッチの二人が、あの有名な横断歩道で記念撮影をしている様子もあります。

back number

back numberは、日本のポピュラーなポップロックバンドです。2004年に結成されました。代表曲には「高嶺の花子さん」「クリスマスソング」「水平線」などがあり、ドラマや映画の主題歌としてもよく使用されています。

LOVE CONNECTIONというラジオ番組の企画「なぜだか涙が出ちゃう洋楽のプレイリスト」で、back number・小島和也がビートルズの楽曲「エリナ・リグビー」を挙げています。

僕が通ってた中学が特殊で、音楽の授業でビートルズの曲を勉強したり英語の授業でビートルズの曲を和訳するとかがあって、心に残っているんです。和訳していくと孤独の歌なんですけど、どんどん深く入って行った思い出深い曲です。(小島和也)

https://www.tfm.co.jp/love/smartphone/index.php?catid=747&itemid=149521

川谷絵音

川谷絵音は、日本のミュージシャン、音楽プロデューサー、作曲家で、バンド「ゲスの極み乙女。」や「indigo la End」のメンバーです。彼は独特の音楽スタイルと歌詞で知られ、ジャンルを超えた幅広い音楽を提供しています。川谷の楽曲は、ポップ、ロック、ジャズなど多様な要素を含んでおり、その斬新なアプローチがファンと音楽評論家から高く評価されています。

2018年のNIKKEI STYLEのインタビューで、ビートルズについて触れていました。

この前も課長(ゲスの極み乙女。メンバーでベース担当の休日課長)とレコードバーに行って、ビートルズとかを聴きながらしみじみ「いいよね」と言いながら飲んでる時間が相変わらず至福で。

川谷絵音 出典:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34513760T20C18A8000000/

ラジオ・MUSIC FUN!のVaundyとの対談で、ビートルズについて触れていました。

ビートルズに全て入っていると言っても過言ではない

川谷絵音 MUSIC FUN! × J-WAVE https://www.youtube.com/watch?v=qpKgfv5Xkvw&t=1s&ab_channel=MUSICFUN%21

川谷絵音のマッシュルームカットにスーツというスタイルは、ビートルズに影響を受けているのかもしれません。

Suchmos

Suchmos(サチモス)は、日本の男性ロックバンドです。2013年1月に横浜で結成され、メンバーは神奈川県出身です。バンド名は、ジャズミュージシャンのルイ・アームストロングの愛称である「サッチモ」に由来しています。2021年に活動休止を発表しています。

Come Together

Suchmosはライブで、何度かビートルズの楽曲「Come Together」をカバーしています。

YONCE「ビートルズは死の匂いがする音楽」

2016年にJ-WAVEのラジオ番組「THE KINGS PLACE」で、Suchmosのメンバーはビートルズについて次のように触れています。

YONCE:例えば、ビートルズって逆だなって思ってんの。ビートルズってなんか、超かっこいいし、俺大好きでリスペクトしているけど、ちょっと死の匂いがする音楽。

KCEE:なんか、(命を)すり減らしてる感あるよね。

https://getnews.jp/archives/1449727

2020年のラジオでは、好きなイントロを紹介するコーナーで、ビートルズの楽曲「Something」のイントロを挙げ、次のように語っています。

簡潔にして、すごく美しい。洗練されたイントロとしての理想形
あと「I Want You」のアウトロも好き。フッと終わる。
いいところで終わっちゃう良さ。

YONCE https://www.j-wave.co.jp/blog/spark/2020/10/suchmosryohupart1.html

サチモスがビートルズの正統後継者と讃えるバンド

オアシスがビートルズの普遍性のあるポップスを継承しているとしたら、クーラ・シェイカーは、ビートルズがUKロックシーンに持ち込んだインド音楽の要素を一番正しい形で継承したサウンドを作ったバンドなのかな。ある意味、もっと語られるべきバンドだと思っています

YONCE https://news.j-wave.co.jp/2016/09/post-2452.html

インタビューでOK(Dr)は、アルバム制作時にビートルズやEarthlessをよく聴いていたと発言している

https://realsound.jp/2019/03/post-334603.html

In The Zoo

(該当部分:02:00)

Suchmosの楽曲「In The Zoo」には、ビートルズの楽曲「You Never Give Me Your Money(ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー)」を彷彿とさせる部分があります。

またこのアルバム全体を通して、ドラムやコーラス、メロトロンの使用などマジカルミステリーツアー、ホワイトアルバムやアビーロードの頃のような、ビートルズ中期・後期の影響が聴いてとれます。

米津玄師

米津玄師は、ボカロ出身のシンガーソングライターです。代表曲には「Lemon」「パプリカ」「打上花火」などがあります。

死神

(該当箇所01:16付近)

米津玄師の楽曲「死神」では、ビートルズの楽曲「Help!」のオマージュがあります。

Yeah yeah プリーズ プリーズヘルプミー

死神

(該当箇所00:46付近)

Won’t you please, please help me

Help!

Neighbourhood

また、Real Soundのインタビューで、米津玄師は、自身の楽曲「Neighbourhood」について次のように述べています。

イメージしたのは、Oasis「Don’t Look Back In Anger」と、The Beatlesの「Strawberry Fields Forever」ですね。これにはちゃんと意味があって、彼らはイギリスの労働者階級から出てきて、一躍、国民的なスターになった、というストーリーがあるじゃないですか。そこに共感するというか、「自分もまともな教育を受けてきてねえな」と思う瞬間があるんですよね。

米津玄師 https://realsound.jp/2017/06/post-84263_2.html

他にも・・・

black sheepとblack bird

LADYとAbbey Road

「LADY」のMVには横断歩道のシーンがあり、ビートルズの「アビー・ロード」ジャケットを彷彿とさせます。しかし、ビートルズが横断したのに対し、米津は縦断。これは彼の個性や反骨精神を象徴していると言えます。

dioramaとRevolverのジャケット

米津玄師のアルバム「diorama」のアルバムジャケットと、ビートルズのアルバム「Revolver」のジャケットの絵のタッチも似たものを感じます。楽曲もサイケデリック・ロックの影響が見られます。

KOHH

KOHHは、日本のラッパーで、ヒップホップシーンで広く認知されています。KOHHは、自身の経験や感情を赤裸々に表現するスタイルで知られ、日本国内外で多くのファンを持っています。

KOHHの音楽におけるビートルズの影響は明らかです。彼の曲のリリックやサンプリングからビートルズの楽曲やそのメンバーへのリスペクトを感じ取ることができます。

Drugs

KOHHの楽曲「Drugs」では、ジョン・レノンがLSDを使用して作曲していたことに触れ、ビートルズの楽曲「Lucy in the Sky with Diamonds」を歌います。

ジョンレノンもLSDで曲作り
Lucy in the Sky with Diamonds
やばいだろ Drugs

Drugs

John and Yoko

「John and Yoko」では、自身の男女関係をジョンとヨーコの象徴的な関係になぞらえて歌詞に表現しています。

本当はいけないこともわかってるでも俺達はかなり似合ってる
オノヨーコとジョンレノンみたいになってく
勘違いかもしんないけどそんな気がしてる

John and Yoko

Anoko

(該当箇所01:09付近から)

KOHHの楽曲『Anoko』では、ビートルズの楽曲『Dear Prudence』のベースラインをサンプリング(弾き直し)しています。

King Gnu

King Gnuは4人組ロックバンドで、代表曲「白日」や、「カメレオン」で知られます。2013年に結成され、バンドの音楽はポップ、ロック、エレクトロニックなど、多様なジャンルの要素を取り入れています。

井口理

King Gnuのメンバー井口理は、ビートルズのドキュメンタリー映画「ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~」で、ビートルズの曲を狂ったように聴き続けたと語っています。

狂ったように聴き続けた

井口理 https://natalie.mu/music/news/502480

情熱大陸で『All You Need Is Love』を合唱

キングヌーが情熱大陸に出場した際には、ビートルズの楽曲「オールユーニードイズラブ」をメンバー全員で合唱しました。

仕事終わりだったのか、疲れて眠たそうな常田さんが「和輝、名言言って締めてよ」と、ベース・新井和輝さんに注文。新井さんはさらっと「愛ですね」「全ては”愛”です」とコメントし、メンバー全員が「全ては愛」と納得した様子。

それを聞いた常田さんは「決まった」と嬉しそうに呟き、突然ザ・ビートルズの『All You Need Is Love』を歌い始めます。すると、すぐに他のメンバーも参加し、『All You Need Is Love』の大合唱に。

https://coconutsjapan.com/entertainment/jounetsu-kinggnu/27381/

藤井風

藤井風はシンガーソングライターで、「死ぬのがいいわ」、「まつり」などで知られます。

藤井風は自身のYouTubeチャンネルの動画「HAPPY NEW YEAR 2021 – Piano Live Streaming あけおめ配信」で、ビートルズの楽曲「Let It Be」を歌いました。

また、ライブツアー「Fujii Kaze alone at home Tour 2022」でも「Let It Be」を歌いました。

また、現在は削除されていますが自身のTwitterに、パンツ一丁でビートルズの楽曲「Yesterday」を歌う投稿をしていたこともあります。

Vaundy

Vaundy(バウンディ)は、日本のシンガーソングライターであり、2020年代にブレイクした新世代のアーティストです。彼の音楽は、エモーショナルで心に残る歌詞とメロディが特徴で、独自の音楽スタイルと表現力で多くのリスナーを魅了しています。

J-WAVEのラジオで、川谷絵音に「最近聴く海外のアーティスト」を聞かれたVaundyは、ビートルズと答えています。

ビートルズを気にしてしまう時がある。一旦ビートルズを聴いて耳を現代から前に戻すことをしている。

Vaundy MUSIC FUN! × J-WAVE https://www.youtube.com/watch?v=qpKgfv5Xkvw&t=1s&ab_channel=MUSICFUN%21

Vaundyは、音楽ナタリーのインタビューで自身の音楽の好みについて言及しています。

クラシックポップが好きなんです。山下達郎さんのサウンドもそうだし、海外だと80年代のヒューイ・ルイスとかもそうなんですけれど、The Beatlesを経て「売れる音楽ってなんだろう」と追求してきた人たちが作っているポップスって、すごく美しいなと思う。

Vaundy 出典:https://natalie.mu/music/pp/vaundy/page/2

アベマの番組・「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」で、マカロニえんぴつのはっとりとの対談で、ビートルズの雰囲気を現代の日本のポップスに落とし込んでいるアーティストについて言及しています。

日本のポップス、しかも現代の音でビートルズの雰囲気を落とし込めているのはマカロニえんぴつだけだと思っているんですよ

Vaundy 出典:https://times.abema.tv/articles/-/10042756

発言からは、Vaundyがビートルズに造詣が深いことが伺えます。

さいごに

記事を最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ビートルズの普遍的な魅力は時代を超えて多くのアーティストに影響を与え続けており、今回の探求を通して、その魅力が日本のアーティストにどのように受け継がれているかを分かっていただけたと思います。この歴史的な繋がりや影響の中から、音楽の素晴らしさやアーティストたちの情熱を感じ取っていただけたら幸いです。

それでは、また新たな音楽の探求でお会いしましょう。

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